vol35号 1999冬号 |
1999年12月19日発行の冬号からの抜粋です
|
=== 目次 === ・1999年しし座流星群観測記(in池の平) ・しし座流星群観望会(山海編) ・しらびそデビュー戦の幸せ ・秋です・しらびそです・3戦3勝です ・EM10赤道儀にシュミカセ鏡筒を搭載することに成功 ・カセグレン副鏡の研磨、ヒンドゥルテストそしてマクストフのこと ・使って便利そうな天文用ソフト ・記憶 記録 ・ペルセウス座流星群観測レポート ・Topicsちょっとおさらい 流星観測用語 |
1999年 しし座流星群観測記(in 池の平)
わずかな晴れ間を見上げる観測隊。 |
|
EM10赤道儀に シュミットカセ鏡筒を搭載することに成功!! 凍てつくような冬の夜は、空の透明度も良く天体観察の好機ですね。ふくろうの皆様も星空観察を楽しんでいることと思います。 さて私は、 ★ 口径20センチのミード製シュミットカセ ★ 口径76ミリの高橋製作所(FC76・赤道儀はEM10) の2台の望遠鏡を所有しておりますが、最近ではどうしても小型の屈折を使用することが多くなっておりました。その理由を考えてみましたところ、単に屈折は小型で取り扱いが容易であるといったことではなく、高橋のドイツ式赤道儀であるEM10は、 ★ 極軸望遠鏡が入っていて極軸合わせが楽である。 と言った理由があると思いました(私の独断にすぎません)。しかし、76ミリの口径ではやはり不満が残るので、EM10に高橋製のMT160かミューロンを乗っけたいとも考えておりました。結果的には、 ★ ミードシュミットカセを赤道儀からはずしてEM10に乗っけることができるようにすること。 にしました。ミードの望遠鏡は、フォーク式で赤道儀の一部と鏡筒が一体になっているので基本的には取り外すことはできませんが、敢えてそのようにした理由は、現有資材を使うためはとんど費用をかけなくてすむこと、シュミカセは口径の割にコンパクトで重量的には EM10に搭載しても、大きくて重いMT160のようにバランスを崩す心配が少ないこと、さらにカセグレン式はニュートン式のような鏡筒バンドが必要ないため簡単に自作できると思われたこと等によります。この場合の問題点や方法について考えると、 (1)シュミットカセを赤道儀からうまくはずせるか。 |
[UME星へもどる]